賞罰規程の書式テンプレートです。
書き方のポイント
総則
- 制定: この規程は、従業員就業規則第14章および第15章の規定に基づき、従業員の表彰・懲戒に関する基準や種類を定めています。
- 目的: 従業員が会社の規律を遵守し、業務を円滑に遂行することを促進し、厳正なる賞罰を行うことが目的です。
- 適用範囲: すべての従業員に適用されます。
2. 表彰
- 選考基準: 表彰は、品行方正や業務改善、無事故勤務など、会社に対して貢献が認められた従業員が対象です。
- 表彰の種類: 表彰には賞状、賞品、賞金などがあり、情状により併せて昇給や昇格が行われることもあります。
- 表彰の時期: 原則として毎年期初に一括して実施されます。
3. 懲戒
- 懲戒の種類: 譴責(始末書提出)、減給、出勤停止、昇給停止、降職、諭旨解雇、懲戒解雇の7種類が定められています。
- 懲戒の基準: 無断欠勤や勤務怠慢、会社資産の私用、機密漏洩、重大な過失など、様々な不正行為に対して情状に応じて懲戒処分が行われます。
4. 懲戒の詳細
- 譴責・減給: 正当な理由なく指示に従わない、遅刻や早退を繰り返す、職務を怠るなどの行為に対して譴責または減給が行われます。
- 出勤停止・昇給停止・降職: 無断欠勤や業務上の怠慢、会社の名誉を損ねる行為などには出勤停止や降職などの重い処分が科されます。
- 懲戒解雇: 無断欠勤や重大な過失、会社資産の不正持ち出しなど、会社に重大な損害を与える行為に対しては懲戒解雇が適用されます。
5. その他
- 再審議の請求: 懲戒処分に対して不服がある場合、従業員は通知後2週間以内に再審議を請求することが可能です。
- 賞罰委員会: 表彰や懲戒の決定は、賞罰委員会による審議と社長の決裁に基づいて行われます。
この規程により、従業員の行動が評価され、規律を保ちながら業務の効率的な運営が図られる仕組みが整えられています。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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