継続的商品売買契約書の書式テンプレートです。
書き方のポイント
- 当事者: 売主（甲）と買主（乙）の間で、継続的な商品売買に関する契約を締結しています。
- 基本契約: 乙は甲から継続的に商品を購入することになり、個別売買契約で特約がない場合は、この基本契約が適用されます。
- 売買契約: 商品の品名、数量、単価、引渡条件、代金支払期限および方法は、その都度個別売買契約で定められます。
- 個別売買契約の成立: 乙が提出する注文書と甲が交付する注文請書の交換によって成立します。ただし、合意により簡易で迅速な方法も可能です。
- 引渡し: 甲は乙の指定に基づき、納入期日、数量、引渡場所などに商品を引渡し、引渡し完了までの費用は甲が負担します。引渡しは乙の検査・検収により完了します。
- 危険負担: 引渡し完了前に生じた商品の滅失や毀損などの損害は乙の責任によるものを除き、乙の負担となります。
- 品質保証: 甲は商品の品質や関連法規への違反がないこと、第三者の知的財産権侵害がないこと、虚偽表示がないこと、不正競争防止法の違反がないことを保証します。
- 返品: 乙の品質基準で不合格となった商品や契約数量を超過した商品は、甲が費用負担して返品に対応します。
- 代金の支払: 売買代金は個別契約に基づいて現金または手形で支払われます。
- 契約の解除: 乙が契約条項に違反した場合や破産申立てを受けた場合など、甲は直ちに契約を解除できます。
- 有効期間: 契約の有効期間は1年間で、期間満了の3ヶ月前までに解約の申し出がない場合は、自動更新されます。
- 規定外事項: 契約に定めのない事項は、甲乙で協議して決定します。
- 契約書01は、紛争解決の取り決めが含まれているため、問題が発生した場合の処理方法が明確になっています。
- 契約書02は、品質保証に関する内容がより詳細に記載されており、商品の品質に対して強調されています。
どちらの契約書も、継続的な取引において商品の品質や取引条件を明確にし、トラブル防止と円滑な取引を目指すための内容が盛り込まれています。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。
下記から選んでダウンロードしてご利用してください。
- 継続的商品売買契約書01
- 継続的商品売買契約書02
