秘密保持等誓約書（退職者用）の書式テンプレートです。会員登録不要・無料ですぐにテンプレートをダウンロードしてご利用できます。
書き方のポイント
1. 秘密保持期間
- 雇用契約終了後5年間：退職後5年間、雇用期間中に知り得た秘密情報を第三者に開示、提供、漏洩しないことが求められています。
2. 秘密情報の定義
- 秘密情報とは、雇用期間中に会社や取引先から開示され、知り得た情報のすべてを指します。例として以下の情報が含まれますが、これに限られません。
- 広告主、代理店、掲載媒体に関する情報
- サービスの提携先、利用者顧客に関する情報（個人情報）
- サービスおよび商品、システム、技術に関する情報
- 未公表の新商品・新サービスに関する情報
- 業績情報、財務情報、経理情報などの会計情報
- 不正競争防止法に定められた「営業秘密」
- その他「秘密」「機密」「重要」などと表示され、秘密として管理されている情報
3. 秘密情報の例外事項
- 以下の条件に該当する場合、秘密情報の開示や提供が許可されます。
- 既に公知・公開されている情報
- 開示された後に公知・公開となった情報
- 既に知っていた情報
- 書面で合意が得られている場合
- 第三者から独自に入手した情報
- 独自に開発した情報
- 法令上の義務に基づく開示
4. 資料やデータの持ち出し禁止
- 退職時に、業務上入手した資料、名刺、電子データなどを持ち出していないことを誓約する必要があります。
5. 署名・提出
- 退職者が誓約内容に同意した上で署名・捺印し、会社に提出します。
この誓約書は、会社の重要な情報が退職後に外部に漏洩することを防ぐためのものであり、退職者としてはこの内容を理解し、守ることが求められます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。
