督促状（支払い）の書式テンプレート（Word・ワード）

督促状（支払い）の書式テンプレートです。こちらの要求に対応してくれない受信者に、支払いなどを督促する文書です。受信者が契約の履行を怠っている場合などに催促し、行動してもらいましょう。

書き方の注意点

困惑している状況を、具体的かつ簡潔に示して、素早い対応を促します。
請求状を送付後に事態が改善されなかった場合、二度目からの請求は督促になります。
督促の強さは相手によって微妙に変えます。

こちらが困っていることを記載してから、受信者への要求を記載します。遅れている理由が故意ではない場合もあるので「行き違いの場合はお許しください」という一文を記載します。

書き方のポイント

宛名の明記
送付先の会社名、部署、担当者名を明記します。例：「株式会社○○○○○○○○ ○○○○○○○○様」として、誰に向けた文書であるかを明確にします。
挨拶と未払いの確認
季節の挨拶と相手への感謝の言葉から始め、未払いについて確認します。例：「拝啓 ○○の候、貴社ますますご盛業のこととお慶び申し上げます。平素より格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。」と丁寧に挨拶を述べ、未払いの事実を伝えます。
支払い依頼と期日の設定
支払いをお願いし、支払期日を明示します。例：「ご請求内容につきまして、再度ご確認のうえ、○○月○○日までにお支払いくださいますようお願い申し上げます。」と記載し、支払いを促します。
法的措置の注意喚起
支払いがない場合の法的措置についての注意を明示します。「○○月○○日までにご入金いただけない場合、不本意ながら法的措置をとらせていただきます。」とし、相手に対応を促します。
行き違いの対応
万が一、すでに支払われている場合への対応についても記載します。「本状と行き違いにご送金いただいておりました節には、悪しからずご容赦願います。」と述べ、相手への配慮を示します。
振込先の明記
振込先の情報を詳細に記載します。「振込先銀行名 ○○銀行 ○○支店当座口座番号 ○○○○○○○○ 口座名義 ○○○○○○○○」などと具体的に書き、相手が正しく振り込めるようにします。
結びの挨拶
丁寧に締めくくり、「敬具」で文書を結びます。
署名と連絡先
発行者の会社名、住所、代表者名、担当者などの連絡先を記載し、正式な督促状としての体裁を整えます。