株式取扱規程の書式テンプレートです。
書き方のポイント
- 目的と基本事項
- 株券の種類や株式の取り扱いについての基本ルールを定めています。この規程は、会社定款に基づき、株式の取扱手続きや手数料について記述しています。
- 名義書換手続き
- 名義書換は、株主名簿に記載されている株主が変更された場合に行われます。株式譲渡や相続、遺贈、法人合併などの理由で名義を変更する際には、所定の書類を提出し、株券を添付する必要があります。
- 質権の登録と信託財産の表示
- 株式に対して質権の登録・抹消、または信託財産としての表示・抹消を請求する際には、質権設定者や信託の委託者による書類の提出が求められます。
- 株券不所持と再発行
- 株券を持たない株主は、所定の手続きを経て株券不所持の申し出を行うことができます。株券が紛失、汚損、毀損した場合は、再発行が可能ですが、喪失の場合は除権判決の正本や謄本の提出が必要です。
- 単位未満株式の取扱い
- 単位未満株式を所有する株主は、会社に対して買取り請求ができます。買取価格は協議によって決定され、代金支払いは請求日から所定の日数内に行われます。
- 手数料の規定
- 株式取扱いに関する基本的な手続きは無料ですが、株券の再発行や分割・併合による株券発行に関しては、手数料が発生します。例えば、株券1枚につき100円に印紙税相当額が加算されます。
- 届出の義務
- 株主や質権者は、住所や氏名、印鑑の変更があった場合には届出が必要です。法人株主の場合は、代表者の変更も届け出なければならず、登記簿抄本の添付が求められます。
- 株券の再発行と買取り請求
- 株券が分割や併合された場合、または紛失した場合に、株券の再発行が求められることがあります。また、単位未満株式の買取り請求に応じて、買取代金が支払われ、株式の権利が会社に移転します。
- 規程の変更と施行
- 株式取扱規程の変更は取締役会の決議によって行われ、施行日が明確に定められます。
これらのポイントを基に、株式の名義変更や株券再発行などの手続きが円滑に行えるよう、規程に従った管理が求められます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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