念書（退職時）の書式テンプレートです。会員登録不要・無料ですぐにテンプレートをダウンロードしてご利用できます。
念書は約束をした時に、お互いが「どのような条件」で、「どのような件について」約束したかを文書化したもので、契約書の一種です。念書はあくまで当事者間の約束にすぎないので、たとえ取り交わした念書の内容に反しても、即時・強制的などの対応はできません。また、個人間の約束といっても公序良俗、社会通念上妥当な範囲を超える念書は無効とされる場合もあります。法的効力を持たせるには双方の同意の上の捺印をするのが重要です。
書き方の注意点
念書には下記の内容を盛り込んで記載しましょう。
- 履行者の氏名
- 履行される者の氏名
- 履行する年月日
- 場所
- 内容
- 念書の作成日
- 署名・捺印
書き方のポイント
- タイトルの明記
文書の冒頭に「念書」というタイトルを大きく記載します。これにより、正式な約束文書であることを示します。 - 宛名の明記
宛先として相手の部署名、役職、氏名を記載します。例：「人事部 ○○部長 ○○○○様」とします。 - 自己の情報の記載
自分の部署名と氏名を明記します。「私、○○部の○○○○は」として、自分を示します。 - 退職の理由と日時
退職の理由を簡潔に説明し、退職日を明記します。「この度、私的理由により、令和○年○月○日をもって退職いたします。」と記載します。 - 感謝の意を表明
これまでの会社や同僚への感謝の気持ちを述べます。「これまでのご指導、ご支援に心より感謝申し上げます。」と記載します。 - 退職に関する確認事項
退職時に必要な手続きや確認事項を記載します。「退職に際し、必要な手続きについては、指示を仰ぎながら進めさせていただきます。」とします。 - 結びの言葉
念書の意義を強調し、誠意を持って退職することを伝えます。「この念書をもちまして、誠実に退職の意向をお伝えいたします。」で締めます。 - 署名と日付の記載
文書の末尾に署名、日付、必要に応じて押印を行い、正式な文書としての体裁を整えます。
これらのポイントを押さえて念書を作成することで、退職に対する誠意を示し、円満な退職を目指すことができます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。
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