依頼状（資料請求）の書式テンプレートです。会員登録不要・無料ですぐにテンプレートをダウンロードしてご利用できます。
書き方の基本ポイント
1. 宛名と日付の記載
- 相手の会社名、担当部署名、担当者名を正確に記載し、文書の日付を明記します
- 担当者が不明な場合は「営業部御中」「お客様相談室御中」等の記載も適切です
- 問い合わせ番号がある場合は件名に含めてください
2. 冒頭の挨拶と敬意の表現
- 季節の挨拶と相手の会社への敬意を丁寧に表現します
- 例：「謹啓 浅春の候、貴社いよいよご隆盛の由、大慶に存じます」
- 初回の問い合わせの場合は「突然のお手紙で失礼いたします」も適切です
3. 資料請求の背景と経緯の説明
- どこで・どのように貴社製品を知ったかを具体的に記載してください
- 新聞広告、展示会、ウェブサイト、紹介等の具体的なきっかけを明記します
- なぜ関心を持ったのかの理由も簡潔に説明してください
4. 自社の背景と検討状況
- 自社の業種・事業内容を簡潔に紹介してください
- 現在の検討状況や導入時期の予定があれば記載します
- 予算規模や対象範囲の概算があれば併せて説明してください
5. 具体的な資料の依頼内容
- 必要な資料の種類を具体的に列挙してください
- カタログ、価格表、仕様書、事例集等を明確に指定します
- 特に知りたい情報があれば重点的に依頼してください
6. 送付先と連絡先の明記
- 正確な送付先住所と担当者名を記載してください
- 電話番号、メールアドレス等の連絡先も明記します
- 受け取り希望時期があれば併せて記載してください
7. 今後の展開への言及
- 資料検討後のプロセス（打ち合わせ希望等）を示します
- 導入検討のスケジュールがあれば簡潔に説明してください
- 真剣な検討であることを適切に表現します
8. 結びの挨拶と署名
- 「略式ながら、まずは取り急ぎご依頼申し上げます」で締めくくります
- 文末は「謹白」で結び、詳細な連絡先を明記してください
必須記載事項チェックリスト
✅ 基本情報
- 宛先（会社名・部署名・担当者名）
- 差出人（会社名・部署名・担当者名・連絡先）
- 文書作成日
- 件名（資料請求であることが明確）
✅ 背景・経緯
- 製品を知ったきっかけ
- 関心を持った理由
- 自社の業種・事業内容
- 検討の背景・目的
✅ 資料の詳細
- 必要な資料の種類
- 特に知りたい情報
- 優先順位・重要度
- 送付方法の希望
✅ 送付・連絡先
- 送付先住所
- 担当者名・部署名
- 電話番号・メールアドレス
- 受け取り希望時期
✅ 今後の展開
- 検討スケジュール
- 決定時期・プロセス
- 打ち合わせ希望の有無
- 導入予定時期
実際の記入例
効果的な資料請求文の例
件名：○○システムに関する資料請求について
謹啓 浅春の候、貴社いよいよご隆盛の由、大慶に存じます。
さて、○○新聞に掲載されました貴社の○○システムの広告を拝見し、
その革新的な機能と導入効果に大変関心を持ちました。
弊社は○○業界で○○事業を展開しており、
現在、業務効率化とコスト削減を目的として
新システムの導入を検討しております。
つきましては、下記資料をご送付いただければ幸いです。
【ご送付いただきたい資料】
1. ○○システムの製品カタログ（詳細仕様含む）
2. 導入事例集（特に同業界の事例）
3. 価格表・費用概算資料
4. 導入・運用サポート体制の概要
5. 無料デモ・試用版の利用方法
【弊社の検討状況】
・業種：○○製造業
・従業員数：約○○名
・導入検討時期：○年○月頃
・予算規模：○○○万円程度
・決定予定：○年○月頃
資料を検討させていただいた後、
詳細なご相談をお願いしたく存じます。
【送付先・連絡先】
〒○○○-○○○○
○○県○○市○○区○○ ○-○-○
○○株式会社 ○○部 ○○課
担当：○○ ○○
TEL：○○○-○○○○-○○○○
E-mail：○○○@○○○.co.jp
略式ながら、まずは取り急ぎご依頼申し上げます。避けるべき表現
❌「資料をください」→ あまりに簡潔すぎる
❌「興味があるので」→ 検討レベルが不明確
❌「安い商品があれば」→ 価格重視の印象
❌「今すぐ決めたい」→ 性急すぎる印象業種・目的別カスタマイズガイド
製造業での設備導入検討
重要な追加項目
- 現在の生産体制・課題
- 投資回収期間の重視
- 安全性・環境配慮
- メンテナンス・サポート体制
記載例
弊社では生産性向上と品質安定化を目的として
新しい製造設備の導入を検討しております。
特に○○工程の自動化により、
生産効率○%向上を目標としており、
貴社の○○装置に大変関心を持っております。IT・システム導入検討
重要な追加項目
- 現在のシステム環境
- セキュリティ要件
- 既存システムとの連携
- 導入・移行スケジュール
記載例
現在○○システムを使用しておりますが、
機能拡張とクラウド化を検討しており、
貴社の○○ソリューションが最適ではないかと
考えております。
特にセキュリティ機能と既存データの移行について
詳しくお聞かせください。サービス・ソフトウェア導入
重要な追加項目
- 利用予定ユーザー数
- 必要な機能・要件
- 導入形態（クラウド・オンプレミス）
- 運用・サポート要件
記載例
約○○名のユーザーでの利用を想定しており、
○○機能を重視しております。
クラウド型での導入を希望しており、
セキュリティ対策と運用サポートについて
詳細な情報をお聞かせください。資料請求の戦略的アプローチ
効果的な情報収集戦略
- 段階的なアプローチでの情報収集
- 複数社からの比較資料収集
- 具体的な要件の明確化
- 意思決定者の関与レベル設定
資料活用の最大化
- 組織的な検討体制の構築
- 評価基準の事前設定
- 比較表の作成と更新
- 専門家の意見活用
効果的なフォローアップ
- 受領確認の迅速な連絡
- 具体的な質問による関係深化
- 検討状況の定期的な報告
- 次のステップの明確な提示
よくある失敗例と対策
❌ 失敗例1：漠然とした依頼で的外れな資料が届く
✅ 対策：具体的な用途と必要な情報を明確に指定する
❌ 失敗例2：検討レベルが不明で営業対応が不適切
✅ 対策：真剣な検討であることを具体的なスケジュールで示す
❌ 失敗例3：連絡先が不正確で資料が届かない
✅ 対策：正確で詳細な送付先情報の提供
❌ 失敗例4：フォローアップ不足で機会損失
✅ 対策：資料受領後の適切なフォローアップ計画
以上のポイントを押さえた依頼状を作成することで、資料請求のお願いが丁寧に伝わり、相手に対して配慮と誠意が伝わる文書になります。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。
下記から選んでダウンロードしてご利用してください。
- 依頼状（資料請求）01
- 依頼状（資料請求）02
- 依頼状（資料請求）03
- 依頼状（資料請求）04
