顧問契約書の書式テンプレートです。
書き方のポイント
契約者の明記(甲と乙)
- 契約書では、甲(依頼者)と乙(顧問)の名前や住所を明確に記載します。これにより、契約の当事者が誰であるかを明確にします。
2. 契約成立の明確化
- 契約が成立する条項を最初に設け、甲が乙に対して顧問業務を委託し、乙がこれを承諾した旨を記載します。これにより、双方が合意したことが明確になります。
3. 誠実業務の規定
- 顧問業務は、依頼者の利益を最優先に考えて誠実に遂行することを明文化します。これにより、顧問の役割と責任が明確になります。
4. 報酬と費用に関する取り決め
- 顧問報酬の額や支払い条件を明確に記載します。通常は月ごとに報酬が支払われる形となります。また、顧問業務に伴う費用については、その都度協議し書面で決定することを明記します。
5. 秘密保持義務
- 顧問が業務遂行中に知り得た情報について、第三者に漏洩してはならない旨を記載します。これは顧問契約において非常に重要な条項です。
6. 競業避止義務
- 顧問が競業避止義務を負うことを明記します。これは、顧問が契約者と同じ業種や同業他社と契約する際に事前の承諾が必要であることを示しています。
7. 契約期間の設定
- 顧問契約の期間を明記します。また、期間満了前に双方から契約延長をしない旨の意思表示がない限り、自動的に契約が延長されるといった取り決めも含めます。
8. 書面の保有
- 契約書を2通作成し、双方が署名捺印の上、各自1通を保有する旨を記載します。これにより、双方が契約内容を確認できる状態を維持します。
9. 締結日と署名捺印
- 契約書の末尾には、契約締結日を記載し、双方の署名や印鑑を押印する欄を設けます。これによって契約が正式に成立したことが証明されます。
これらのポイントを盛り込むことで、顧問契約が法的に有効かつ双方にとって明確なものとなり、信頼関係を築くことができます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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