関係会社管理規程の書式テンプレートです。
書き方のポイント
- 目的
- この規程は、当社と関係会社との間で密接な連携を維持し、経営の円滑化と事業の相乗効果を図ることを目的としています。
- 定義
- 関係会社は「子会社」と「関連会社」に分類されます。子会社は会計上の連結対象となる会社で、関連会社は当社が一定割合以上の株式を所有している会社を指します。
- 管理方針
- 関係会社の管理運営のため、当社から役員または社員を出向させることができ、統轄責任者を選任します。統轄責任者は関係会社の経営を指導し、重要事項は取締役会の承認を得る必要があります。
- 承認事項
- 関係会社が経営方針や取締役の選任、借入金や重要な契約締結などを行う際は、当社の取締役会の承認が必要です。また、新規事業開発や設備投資なども同様に承認を得なければなりません。
- 報告義務
- 統轄責任者は、月次の会計報告や重要な人事事項、組織改定など、関係会社の経営状況を把握し、取締役会に報告します。関係会社も、定期的に財務諸表や損益計算書を提出する義務があります。
- 設立、合併、解散
- 関係会社の設立、合併、解散を行う際は、統轄責任者の報告を受けた取締役会の決議が必要です。これには、事業計画や役員構成、財務状況などを詳細に報告することが求められます。
- 融資および債務保証
- 関係会社に対する融資や債務保証は、関係会社からの申請と取締役会の承認を経て行われます。
- 監査と資料の整備
- 当社は必要に応じて関係会社に対して会計監査および業務監査を行い、関係会社はこれに協力する義務があります。また、定款や決算書、議事録などの資料を整備し、保管することが求められます。
- 経理処理基準
- 関係会社の経理処理は、原則として当社の経理規程に従って行われます。
これらのポイントを基に、関係会社の経営と管理が適切に行われ、グループ全体としての経営効率と事業成果が最大化されるよう設計されています。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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