金銭出納事務要領の書式テンプレートです。会員登録不要・無料ですぐにテンプレートをダウンロードしてご利用できます。
書き方のポイント
- 目的:
- 経理規程第4章第13条に基づき、会社の金銭の出納事務および保管に関する取扱いを定めるための要領です。
- 金銭の範囲:
- 出納事務で取扱う金銭は、現金および預金を指します。また、現金には通貨・小切手・郵便為替証書などが含まれ、手形や有価証券も金銭に準じて取り扱います。
- 責任区分:
- 金銭出納事務の責任者は経理部長が出納管理責任者、経理部財務課長が出納責任者、出納担当者が日常業務を行います。店舗など小口現金を扱う部署では店長が出納責任者となります。
- 保管方法:
- 金銭は金庫に収納し、有価証券は金融機関の貸金庫に保管します。日常使用する金庫の鍵は出納責任者が保管し、重要書類保管用金庫の鍵は出納管理責任者が保管します。
- 金銭の収納:
- 金銭を収納する際には、入金票や証拠書類を添付し、所属長の認印を受けて出納担当者に引渡します。出納担当者は確認後、会計伝票に収納印を押印し、責任者の認印を受けます。
- 領収証の発行:
- 金銭を収納した場合、所定の領収証を発行し、控を保存します。領収証は会社専用のものを使用します。
- 金銭の支払い:
- 金銭の支払いを依頼する際には証拠書類を添付し、所属長の承認を受けて出納担当者に提出します。支払いは出納責任者と管理責任者の承認を得て行います。
- 領収証の受取り:
- 支払を行った際には相手方から適正な領収証を受け取り、銀行口座振込みの場合は振込通知書を領収証として扱います。
- 小口現金の取扱い:
- 小口現金の取扱いは別に定める小口現金取扱手続によります。
- 小切手と手形の振出し:
- 小切手は線引小切手で社長名義とし、手形の振出しも同様に取り扱います。
- 在高照合:
- 現金の在高は日々照合し、出納責任者は毎月○日に現金監査を行います。銀行預金や手形についても定期的に帳簿と照合します。
- 有価証券の保管:
- 有価証券は金融機関の貸金庫に保管し、決算期末に台帳と照合します。
- 現金過不足の処理:
- 過払いや盗難があった場合は出納責任者が速やかに原因を明らかにし、出納管理責任者に報告します。
- 改廃手続き:
- この要領の改廃は経理部長が立案し、管理本部長と協議のうえ、社長が決裁します。
- 施行期日:
- この要領は令和○年○月○日から実施します。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
金銭出納事務要領のダウンロード
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