断り状（融資）の書式テンプレートです。申し出や依頼を受けたとき、その期待に沿えないことを伝える文書です。受信者が納得できるように、断る理由を具体的に記載しましょう。
申し込みや依頼に対して検討時間が必要ですが、できる限り早く回答をすることが重要な基本姿勢です。曖昧な返答は避け、はっきりとした断りの理由を示します。誤解を招くような表記に気をつけましょう。
書き方の注意点
- 関係を壊さぬよう配慮して断ります。
- 無為な詮索や同情は慎みます。
- 役に立ちたいが、事情が許さないという形にするのがよいでしょう。
- 断る理由を簡潔に伝えます。
書き方のポイント
- 丁寧な挨拶と繁栄を祝う表現
- 冒頭では、相手企業の繁栄を願う言葉を述べ、丁寧な印象を与えます。
- 例文：「拝啓 貴社いよいよご繁栄の段、お喜び申し上げます。」
- 融資申し込み内容の確認
- 相手の融資申し込みについて、確認したことを伝え、誠実に対応していることを示します。
- 例文：「さて、先日貴社より資金融通の件にお答えいたします。」
- 断る理由を柔らかく伝える
- 融資を見送る理由を、丁寧に説明します。理由は具体的に述べる必要はありませんが、社内で慎重に検討した結果であることを伝えます。
- 例文：「お申し越しの趣旨を社内会議にかけました結果、今回は見送らせていただくことになりました。」
- 簡潔な締めの挨拶
- 書面による通知であることを丁寧に伝え、理解をお願いする形で文章を締めくくります。
- 例文：「まずは取り急ぎ書面をもちまして、ご通知申し上げます。」
補足的なポイント
- 相手への配慮： 融資を断る際も、相手に失礼がないように、配慮した表現を使い、丁寧な言葉遣いを心掛けます。
- 理由の詳細は控える： 融資を断る理由については、あまり詳細に踏み込まず、慎重に検討した結果であることを強調することで、角の立たない表現を用います。
これらのポイントを踏まえることで、融資に関する断り状を丁寧に作成し、相手との関係を円滑に保つことができます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。下記からダウンロードしてご利用してください。
