挨拶状(設計部門独立開業)の書式テンプレート(Word・ワード) | テンプレート・フリーBiz

挨拶状(設計部門独立開業)の書式テンプレート(Word・ワード)


本ページにはプロモーションが含まれています
いつもの散歩や家事の時間が、新しい物語に出会える「楽しい時間」に変わる「聴く読書」。 「でも、なんだか難しそう…」と感じていませんか? 大丈夫、スマホ初心者さんでも失敗しない、やさしい選び方をご案内します。 ▼新しい趣味に。「聴く読書」のかんたんな始め方はこちら

挨拶状(設計部門独立開業)の書式テンプレートです。会員登録不要・無料ですぐにテンプレートをダウンロードしてご利用できます。

書き方のポイント

1. 冒頭の挨拶

  • 季節に応じた時候の挨拶: 送付時期に適した季節感のある挨拶を選択
  • 相手の繁栄への祈り: 「ますますご清栄のこと」「ご隆昌のこと」など、相手企業の発展を祝う表現
  • 日頃の感謝: 従来からの支援やお付き合いに対する感謝の意を込める

2. 独立開業の報告

  • 独立の事実: 設計・施工部門が独立して新会社を設立することを明確に報告
  • 独立の理由・背景: 事業拡大、専門性強化、市場ニーズへの対応などの理由を簡潔に説明
  • 新会社の詳細情報:
    • 正式な会社名(商号)
    • 代表者名と役職
    • 事業内容と専門分野
    • 設立日または営業開始日
    • 新住所・連絡先

3. 継続性の強調

  • 技術力・品質の継承: これまでと同様の技術水準とサービス品質の維持
  • 人材の継続: 経験豊富なスタッフの移籍や技術継承の説明
  • 既存プロジェクトの継続: 進行中の案件の円滑な引き継ぎ

4. 今後の支援のお願い

  • 継続的な関係の希望: 新会社でも変わらぬお付き合いをお願いする姿勢
  • 具体的な協力内容: 設計依頼、施工案件、技術相談などの具体的な支援項目
  • 相互利益の追求: Win-Winの関係構築への意欲表明

5. 結びの挨拶

  • 書面での挨拶への配慮: 直接挨拶できないことへのお詫び
  • 今後への期待: 新たなスタートへの決意と期待を表現
  • 相手の発展祈願: 相手企業の今後の発展を祈る結びの言葉

6. 会社情報の明記

  • 旧会社情報: 独立元の会社名と関係性
  • 新会社情報: 設立する新会社の正式な情報
  • 連絡先の変更: 新しい連絡先と有効日の明記

具体的な記入例

【標準的な例】

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、この度、弊社の設計・施工部門が独立し、
令和○年○月○日をもちまして「○○設計株式会社」として
新たにスタートすることとなりました。

これまで培ってまいりました技術とノウハウを活かし、
より専門性の高いサービスを提供してまいる所存でございます。

つきましては、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。

敬具

記
新会社名:○○設計株式会社
代表取締役:○○ ○○
所在地:〒○○○-○○○○ ○○県○○市○○町○-○-○
電話:○○○-○○○○-○○○○

【詳細説明を含む例】

拝啓 新緑の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

この度、弊社では事業の専門化と効率化を図るため、
設計・施工部門を分離独立させ、令和○年○月○日付で
「○○設計株式会社」を設立する運びとなりました。

新会社では、これまで20年間にわたって培ってまいりました
建築設計の技術力を基盤として、より高度で専門的な
設計サービスを提供してまいります。

スタッフ一同、新たな気持ちで業務に取り組み、
皆様のご期待にお応えできるよう努力してまいる所存です。

今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

【避けるべき例】

お疲れ様です。
会社を独立することになりました。
新会社でも頑張りますので、よろしくお願いします。

※カジュアルすぎる表現、具体性の欠如、敬語の不適切な使用

法的・実務的な留意点

法的要件と手続き

  • 会社設立登記: 法務局での設立登記完了後の挨拶状送付
  • 許認可の承継: 建設業許可等の必要な許認可の新規取得または承継手続き
  • 税務関連: 税務署への開業届、青色申告承認申請等の提出
  • 労働関連: 労働保険、社会保険の新規適用手続き

契約関係の整理

  • 既存契約の処理: 進行中のプロジェクトの契約移管手続き
  • 取引基本契約: 新会社での新たな取引基本契約の締結
  • 保険の移管: 建設工事保険、職業賠償責任保険等の移管
  • 金融関係: 銀行口座開設、融資契約の引き継ぎ

知的財産権の取り扱い

  • 設計図面の権利: 過去の設計成果物の権利関係整理
  • 技術ノウハウ: 親会社からの技術移転に関する取り決め
  • 商標・商号: 新会社名の商標登録や商号登記

使用タイミングと注意事項

適切な送付タイミング

  • 設立登記完了後: 法的に会社が成立してから送付
  • 営業開始前: 実際の営業開始1-2週間前に送付
  • 年度始めとの調整: 相手企業の新年度予算編成時期を考慮

送付対象の優先順位

  1. 既存顧客: 継続的な取引関係がある設計発注先
  2. 協力業者: 施工会社、設備業者、材料供給業者
  3. 金融機関: 融資先銀行、リース会社
  4. 官公庁: 建築確認申請先、各種許認可機関
  5. 業界関係者: 建築士会、設計事務所協会等

よくある失敗例と対策

  • 登記前の送付: 法的根拠のない段階での挨拶状送付
  • 連絡先の不備: 新住所・電話番号の記載ミス
  • 許認可の未取得: 必要な許可を取得せずに営業開始宣言
  • 既存契約の混乱: 契約移管手続きの不備による顧客混乱

段階別チェックリスト

独立準備段階(設立3ヶ月前)

  • 独立計画の策定と親会社との合意
  • 新会社の商号・事業目的の決定
  • 資本金・出資者の確定
  • 本店所在地の決定
  • 必要許認可の調査と準備

設立手続き段階(設立1ヶ月前)

  • 定款作成と認証手続き
  • 設立登記申請
  • 印鑑作成と印鑑登録
  • 銀行口座開設準備
  • 挨拶状の作成準備

営業開始準備段階(設立後)

  • 各種届出の提出(税務署、労働基準監督署等)
  • 許認可申請の提出
  • 保険契約の締結
  • 挨拶状の印刷・送付
  • ウェブサイト公開

営業開始後(開始1ヶ月後)

  • 挨拶状への反応確認
  • お祝い・問い合わせへの対応
  • 新規営業活動の開始
  • 既存顧客との関係維持

注意喚起

特に注意すべきポイント

  • 法的手続きの完了確認: 登記完了前の営業開始宣言は避ける
  • 許認可の確実な取得: 建設業許可等の必要な許可の事前確認
  • 既存契約の適切な移管: 顧客への迷惑をかけない円滑な移管
  • 従業員の労働条件: 移籍する従業員の雇用条件の明確化

これらのポイントを押さえた挨拶状を作成することで、設計部門の独立と新たなスタートを相手にしっかりと伝え、今後のビジネス関係の維持・強化に役立つ挨拶状としての役割を果たします。

テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。

挨拶状(設計部門独立開業)

【宛名印刷から投函まで完全おまかせ】
挨拶状はプロに任せて手間ゼロに!

挨拶状ドットコム』なら、
デザイン作成から投函まで一括対応
年間157,613件以上の注文実績で安心。

今すぐ詳しく見る ▶

挨拶状ドットコム
タイトルとURLをコピーしました