念書(部下の社外不祥事)の書式テンプレートです。
念書は約束をした時に、お互いが「どのような条件」で、「どのような件について」約束したかを文書化したもので、契約書の一種です。念書はあくまで当事者間の約束にすぎないので、たとえ取り交わした念書の内容に反しても、即時・強制的などの対応はできません。また、個人間の約束といっても公序良俗、社会通念上妥当な範囲を超える念書は無効とされる場合もあります。法的効力を持たせるには双方の同意の上の捺印をするのが重要です。
書き方の注意点
念書には下記の内容を盛り込んで記載しましょう。
- 履行者の氏名
- 履行される者の氏名
- 履行する年月日
- 場所
- 内容
- 念書の作成日
- 署名・捺印
書き方のポイント
- タイトルの明記
文書の冒頭に「念書」というタイトルを大きく記載します。これにより、正式な文書であることを示します。 - 宛名の明記
宛先として相手の会社名、部署名、役職、氏名を記載します。例:「株式会社○○○○ ○○部長 ○○○○様」とします。 - 自己の情報の記載
自分の会社名、部署、氏名を明記します。「私、株式会社○○の○○部に所属する○○○○は」として、自分を示します。 - 不祥事の具体的な内容
発生した社外不祥事について具体的に説明します。「令和○年○月○日に、私の不適切な行動により、社外での信頼を損なう事態が発生しました。」と記載します。 - 謝罪の表明
会社や関係者に対する謝罪の意を示します。「この度の不祥事により、関係者に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。」と述べます。 - 反省と再発防止の誓約
今後の行動について誓約します。「今後はこのような事態を二度と起こさぬよう、自己の行動を見つめ直し、誠実に業務に取り組むことを誓います。」とします。 - 結びの言葉
念書としての意義を強調し、誠意を持って今後の業務に取り組むことを伝えます。「この念書をもって、深くお詫び申し上げます。」で締めます。 - 署名と日付の記載
文書の末尾に署名、日付、必要に応じて押印を行い、正式な文書としての体裁を整えます。
これらのポイントを押さえて念書を作成することで、社外不祥事に対する誠意と反省の姿勢を示すことができます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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- 念書(部下の社外不祥事)01
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- 念書(部下の社外不祥事)02
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