始末書(注文金額の誤記)の書式テンプレートです。
始末書は会社(社内)に対して、仕事上のミスやトラブルが発生したときに、問題やトラブルの一部始終を報告し、反省や謝罪の意を表す文書です。顛末書の場合は、なぜそうなったかを報告する色あいが濃く、始末書は不始末やミス、トラブルを詫びる反省文の色あいが濃くなります。
一方、取引先やお客様に対してのお詫びの書面は、一般的に「詫び状」や「謝罪文」などと呼ばれます。
書き方の注意点
ミスやトラブル、紛失や損失があった場合にそのすべてを正直に申告し、反省の気持ちを表さなくてはなりません。
不始末やミスやトラブルがわかった時点、もしくは処分が下されたら、始末書をすぐに提出します。できるだけ早く上司に報告、申告、謝罪をし、改めて書面でお詫びの気持ちを伝えましょう。
書き方のポイント
- 宛先の明記
書類の冒頭に、宛先となる役職と氏名を明記します。例として「代表取締役社長 ○○ ○○ 殿」と記載します。 - 自分の所属と署名
自分の所属部署と氏名を記載し、誰がこの始末書を提出しているのかを示します。 - 誤記の内容と経緯の説明
どのような請求書でどのような誤記が発生したのかを具体的に説明します。例:「○○事務所への5月分請求書の作成時に、請求金額を誤記しました」といったように、誤りの詳細とその結果を述べます。 - 謝罪の表現
会社に対して与えた影響や迷惑に対する謝罪の言葉をしっかりと述べます。会社の信用問題に関わる重大なミスであることを自覚し、深い反省を示します。 - 責任の明確化と反省の意
自分の責任を認め、ミスが集中力の散漫から生じたものであることを反省します。弁明の余地がないことを強調し、誠実な態度で反省の意を表現します。 - 再発防止の誓約
同じミスを繰り返さないよう、点検作業を十分に行うことを誓います。再発防止策を具体的に述べることで、誠意と改善の意志を伝えます。 - 寛大な処置のお願い
今回のミスに対して、寛大な処置をお願いする旨を伝え、反省の気持ちと今後の改善意識を示します。 - 日付と署名
文末に作成日と署名を記載し、正式な書類としての体裁を整えます。
これらのポイントを踏まえて、始末書を作成する際には、誠実な謝罪と再発防止への具体的な対策を明記し、会社への信頼回復に努める姿勢を示すことが重要です。注文金額の誤記は会社の信用に影響するため、特に丁寧な反省と改善策が求められます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
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