売買基本契約書(商品取引)の書式テンプレートです。
書き方のポイント
1. 契約当事者
- 売主: 会社名と住所、代表者名を記載
- 買主: 会社名と住所、代表者名を記載
2. 契約内容
- 第1条(目的)
- 売主は買主に対して取扱い商品を継続的に売渡し、買主は継続的にこれを買受けるとしています。
- 第2条(再販条件)
- 商品の再販売先、再販価格、数量などの条件は、売主と買主が協議して決定します。
- 買主は決定された再販条件を誠実に遵守する義務があります。
- 第3条(取引条件等)
- 商品名、種類、数量、価格、受渡し、および代金支払条件などは、本契約に基づき都度取り決めます。
- 第4条(報告)
- 買主は、売主に対して、毎月、再販数量や在庫数量などを売主指定の書式に従って報告します。
- 第5条(事前通知)
- 買主が販売活動に影響を与える事由が発生した場合、事前に書面で売主に通知し、必要な場合は売主から事前承諾を受ける必要があります。
- 第6条(担保権設定)
- 買主は、売主への債務を担保するために、売主の指定する物件に対して根抵当権を設定します。
- 第7条(契約期間)
- 契約の有効期間は令和〇年〇月〇日から令和〇年〇月〇日までの満〇ヵ年とし、期間満了前に双方から申し出がない場合は自動的に〇ヵ年間延長されます。
- 第8条(任意解除)
- 売主および買主は〇ヵ月前の書面による予告をもって契約を解除することができます。
- 第9条(契約違反による解除)
- 買主が契約に違反した場合、売主は事前の催告なしに直ちに契約を解除できます。
- 第10条(買主の事由による解除)
- 買主が代金支払の滞納、手形の不渡り、税金の滞納、破産申請など特定の事由に該当した場合、売主は通知なしに契約を解除できます。
- 第11条(不可抗力)
- 天災などの不可抗力による商品引渡しの支障があった場合、売主は損害賠償責任を負いません。
- 第12条(連帯保証人)
- 必要に応じて、買主は売主の認める連帯保証人を立てる義務があります。
- 第13条(規定外条項)
- 契約に定めのない事項や条項の解釈に疑義が生じた場合は、誠意をもって協議して解決します。
3. 契約書の作成
- 契約書は売主と買主が1通ずつ保有し、双方が署名・押印します。
この「売買基本契約書(商品取引)」は、継続的な商品取引に関する条件や取り決めを詳細に規定しており、取引条件、再販条件、報告義務、担保権設定、契約解除、不可抗力など、取引上のリスクや権利義務を明確にしています。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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