一般購買実施要領の書式テンプレートです。
書き方のポイント
- 目的:
- 会社における物品の購買手続きを定めるための要領です。
- 適用範囲:
- 会社が購買するすべての一般購買品に適用します。ただし、販売計画に基づく商品の仕入手続は別途定める商品仕入実施要領によります。
- 責任および権限:
- 購買に関する責任と権限は原則として購買担当部門長にありますが、経営上重要な場合は稟議規程に従って処理します。
- 取引先の選定:
- 原則としてメーカーや販売店との直接取引とします。取引先を選定する際は、技術水準・供給能力・信用状態・取引条件を調査し、購買担当部門長が決定します。
- 購買の原則:
- 1件あたり20万円以上の取引については複数業者の見積もりを取り、一番有利な価額で購買します。常備用購買品の場合は、20万円未満でも定期的に見積り合わせを行います。
- 発注方法:
- 購買担当部署が所定の注文書を発行し、品名・品質・数量・単価・納期・納入場所などを明記します。取引先と事前にこれらの項目について明確な合意が必要です。
- 受入方法:
- 発注者は納入品の数量・品質・価格などを検収し、不良・破損があればすぐに通告し、値引きや返品処置を行います。
- 取引中止:
- 契約不履行、信用不安、品質不良、納期遅延などが発生し会社に重大な影響を及ぼす可能性がある場合、購買担当部門長は取引を中止します。
- 支払方法:
- 支払いは検収後の毎月○日に締め、翌月○日に支払うことを原則とします。前払い・即金払いは原則行いませんが、特殊な場合や小額の取引では例外とします。
- 留意事項:
- 事務取扱上疑義が生じた場合、購買担当部門長は別途定める購買管理規程に従い対応します。また、購買担当者は規程に従い厳正な態度で業務を行います。
- 改廃手続き:
- この要領の改廃は、総務部長が立案し、管理本部長と協議のうえ、社長が決裁します。
- 施行期日:
- この要領は令和○年○月○日から実施します。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
一般購買実施要領のダウンロード
1 ファイル 19.83 KB