セクシュアルハラスメントの防止に関する規程の書式テンプレートです。
書き方のポイント
目的の明確化(第1条)
- 規程の目的は、職場でのセクシュアルハラスメントを防止し、従業員が守るべき事項や、問題が発生した場合の対応を定めることです。これは就業規則や男女雇用機会均等法に基づいています。
2. セクシュアルハラスメントの定義(第2条)
- セクシュアルハラスメントは、性的な言動が他の従業員の労働条件に不利益を与えたり、就業環境を害する行為と定義されています。また、職場は勤務場所に限らず、業務を行うあらゆる場所や時間を含みます。
3. 禁止行為の具体例(第3条)
- セクシュアルハラスメントに該当する具体的な行為が列挙されています。
- 不必要な身体接触
- 容姿や身体的特徴に関する発言
- 性的関係の強要
- わいせつな図画の閲覧や配布 など
- また、性的な言動に対して拒否した従業員に不利益を与える行為も禁止されています。
4. 懲戒処分(第4条)
- 禁止された行為に該当する事実が認められた場合、就業規則に基づいて懲戒処分が行われる旨が記載されています。
5. 相談および苦情対応(第5条)
- セクシュアルハラスメントに関する相談窓口が設置され、その責任者は人事部長です。相談者はプライバシーが保護され、相談したことにより不利益な扱いを受けることはありません。
- 窓口担当者は、事実確認後に必要な措置を講じることが定められています。
6. 再発防止策の実施義務(第6条)
- 事案が発生した場合、人事部長は再発防止のための研修や周知徹底を行う義務があります。
7. 付則
- この規程の施行日が記載され、具体的な実施開始日を定めることにより、全従業員に適用されることが明確に示されています。
これらのポイントを把握することで、規程の理解と職場におけるセクシュアルハラスメント防止対策が強化されます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。
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