お礼状(会葬)の書式テンプレート(Word・ワード) | テンプレート・フリーBiz

お礼状(会葬)の書式テンプレート(Word・ワード)


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企業関係者の葬儀・告別式への会葬に対するお礼状のテンプレートです。適切な時期に心のこもった感謝を伝える実践的なガイドを提供します。

会葬お礼状の重要性と基本原則

なぜ会葬お礼状が重要なのか

  • 礼儀としての必要性: ビジネス関係における基本的なマナー
  • 関係継続への配慮: 故人との関係を会社として引き継ぐ意思表示
  • 感謝の明確化: 多忙な中での参列への心からの感謝を形に残す
  • 組織としての姿勢: 人を大切にする企業文化の表現

基本的な心構え

  • 迅速性: 葬儀後1週間以内の送付が基本
  • 簡潔性: 長すぎず、要点を押さえた内容
  • 丁寧さ: 形式的でなく、心のこもった表現
  • 適切性: 故人との関係性や立場に応じた文面

葬儀の種類別お礼状の使い分け

社葬の場合

特徴: 会社主催の正式な葬儀 対象: 会社代表者・役員・重要な幹部社員 文面のポイント: より格式高い表現、会社としての公式な姿勢

文例:

弊社代表取締役社長○○○○の社葬に際しましては、
ご多忙の中ご会葬を賜り、誠にありがとうございました。

合同葬の場合

特徴: 家族葬と社葬を合わせた形式 対象: 家族の意向も考慮が必要な立場の方 文面のポイント: 家族と会社双方への配慮を表現

文例:

この度は、故○○○○の葬儀・告別式におきまして、
ご多忙中にもかかわらずご会葬いただき、心より御礼申し上げます。

一般社員の場合

特徴: 通常の社員の葬儀 対象: 同僚・上司・部下関係の方 文面のポイント: 親しみやすさも含めた表現

文例:

この度は、弊社○○部○○○○の葬儀に際し、
お忙しい中ご会葬いただき、誠にありがとうございました。

詳細な文書構成と書き方

1. 宛名・日付部分

【必須記載事項チェックリスト】

  • 相手の会社名(正式名称)
  • 部署名・役職名
  • 氏名(敬語「様」付き)
  • 発信日付(和暦・西暦どちらでも可)
  • 自社の住所・会社名

【注意点】

  • 会社名の略記は避ける(「株式会社」を「㈱」としない)
  • 部署異動の可能性を考慮し、可能であれば事前確認
  • 個人宛でも会社経由で送付する場合は会社名を記載

2. 冒頭の挨拶

【基本パターン】

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

【葬儀直後の場合】

謹啓 ○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

【避けるべき表現】

  • ❌ 「お忙しい中」→ ✅ 「ご多忙の中」
  • ❌ 「参加いただき」→ ✅ 「ご会葬いただき」
  • ❌ 「来てもらい」→ ✅ 「ご足労をおかけし」

3. 会葬への感謝表現

【関係性別の表現例】

関係性 推奨表現 注意点
重要取引先 「ご多忙中にもかかわらず」 より丁寧な表現
一般取引先 「お忙しい中」 標準的な表現
社内関係者 「お疲れ様の中」 親近感のある表現

【具体的な感謝文例】

この度は、故○○○○の葬儀・告別式に際しまして、
ご多忙中にもかかわらずご会葬を賜り、
また、ご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
おかげをもちまして、○○も安らかに旅立つことができました。

4. 故人への言及

【適切な表現方法】

  • 故人の功績や人柄に軽く触れる
  • 生前の厚誼への感謝を表現
  • 過度に詳しくは書かない(簡潔に)

【文例】

生前中は、○○が公私にわたり格別のご厚情を賜り、
心より感謝いたしております。

5. 結びの挨拶

【標準的な結び】

略儀ながら書面をもちまして、ご挨拶とさせていただきます。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
謹白

【より丁寧な結び】

略儀ながら書面をもちましてお礼かたがたご挨拶申し上げます。
今後とも故○○同様、ご指導ご厚誼を賜りますよう、
お願い申し上げます。
謹白

実務的な作成・送付手順

Step 1: 事前準備(葬儀当日〜翌日)

  1. 参列者リストの作成
    • 受付での記帳内容を整理
    • 弔電・供花・香典をいただいた方も含める
    • 連絡先の確認・更新
  2. 送付方法の決定
    • 郵送が基本(メールは避ける)
    • 手渡し可能な場合は直接お渡し
    • 海外の方にはメール併用も検討

Step 2: 文書作成(葬儀後2〜3日以内)

  1. テンプレートの選択
    • 故人の立場に応じた適切なレベル選択
    • 関係性の深さを考慮
  2. 個別カスタマイズ
    • 宛名の正確性確認
    • 故人との関係性に応じた文面調整
    • 特別な配慮が必要な相手への対応

Step 3: 最終確認・送付(葬儀後1週間以内)

  • 誤字脱字の確認
  • 宛名の正確性
  • 印刷品質のチェック
  • 封筒の宛名書き
  • 送付記録の作成

送付タイミングと注意事項

最適な送付タイミング

  • 理想: 葬儀後3〜5日以内
  • 許容範囲: 葬儀後1週間以内
  • 遅くとも: 初七日まで

送付が遅れた場合の対応

2週間以内の場合:

この度は、故○○の葬儀に際し、ご会葬いただき、
誠にありがとうございました。
ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。

1ヶ月以上経過した場合:

この度は、故○○の葬儀に際し、ご会葬いただき、
誠にありがとうございました。
ご挨拶が大変遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

よくある間違いと対策

間違い例1: 宛名の不備

問題: 旧部署名・旧役職での送付 対策: 葬儀前後での人事異動情報の確認

間違い例2: 画一的すぎる文面

問題: 全員に同じ文章を送付 対策: 関係性の深さに応じた3〜4パターンの準備

間違い例3: 送付漏れ

問題: 参列者の一部への送付忘れ 対策: チェックリストによる管理と複数人での確認

間違い例4: 不適切な表現

問題: カジュアルすぎる表現や重すぎる表現 対策: 故人の立場と相手との関係性の適切な把握

特殊なケースへの対応

海外の方への対応

  • 英文でのお礼状も準備
  • 文化的な違いへの配慮
  • 国際郵便の日数考慮

遠方の方への対応

  • 参列への労力への特別な感謝
  • 交通費等への気遣いの表現

複数名連名での参列

  • 代表者宛でも全員への感謝を表現
  • 可能であれば個別送付も検討

デジタル時代への対応

電子化の注意点

  • 基本は紙での送付が礼儀
  • 緊急時のみメール活用
  • PDF形式での保存・管理

オンライン葬儀への対応

  • 参加方法に関わらず感謝は同等
  • オンライン特有の配慮への言及

文書管理と記録保存

管理すべき情報

  • 送付先リスト(会社・個人別)
  • 送付日・方法
  • 使用したテンプレート種別
  • 特別な配慮事項

保存期間と方法

  • 推奨保存期間: 3年間
  • 保存方法: 電子データ+原本保管
  • アクセス権限: 総務・人事担当者のみ

関連業務との連携

香典返しとの関係

  • お礼状と香典返しは別のタイミング
  • 香典返しには別途お礼状を添付
  • 内容の重複に注意

年賀状等の季節挨拶との関係

  • 年内の葬儀の場合、年賀状は控える
  • 喪中はがきとの整合性確保

以上のポイントを押さえたお礼状を作成することで、会葬に対する感謝の気持ちが伝わり、相手への敬意と感謝を丁寧に表現できる文書になります。

テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。

下記から選んでダウンロードしてご利用してください。


  • お礼状(会葬)01

    特徴:

    • 代表者・役員レベルの葬儀に適した格式高い文面
    • より丁寧な敬語表現を使用
    • 会社としての公式な立場を重視

    適用場面:

    • 社長・役員の社葬
    • 重要な幹部の合同葬
    • 重要取引先・株主への送付

お礼状(会葬)01


  • お礼状(会葬)02

    特徴:

    • 一般社員の葬儀に適した親しみやすい文面
    • 簡潔で心のこもった表現
    • 幅広い関係者に使用可能

    適用場面:

    • 一般社員・中間管理職の葬儀
    • 社内関係者への送付
    • 日常的な取引先への送付

お礼状(会葬)02


重要な留意事項

  • 個人情報保護: 参列者リストの適切な管理と廃棄
  • 文化的配慮: 宗教・文化的背景への配慮
  • タイミング: 適切な時期での送付の重要性
  • 継続的関係: 故人との関係を会社として引き継ぐ意思の表現
  • 記録保存: 将来の参考のための適切な記録保管

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