労働災害事故報告書の書式テンプレートです。事故報告書は、発生した事故に関する正確な情報を迅速に伝える報告書です。記録・再発防止策としての役割が大部分です。そのため、正確な被害・損害などの状況と対応策を記載するのが必須です。
また、現時点でどのような対処・対応をしたのか、費用はどうかなども併せて記載します。さらに、今後同様の事故を起こさないための未然防止策も記載しましょう。現場の写真や原因を分析した資料などを添付すると、事故の概要を把握しやすくなります。
書き方のポイント
- 基本情報の記載
- 報告日: 報告書を作成した日付を記載。
- 労働保険番号: 労働保険に関連する番号を記載。
- 報告者情報: 所属部署および報告者の氏名を明記。
- 災害事故の内容
- 発生日時: 事故が発生した具体的な日時を記載。
- 発生場所: 事故が発生した場所を記載。
- 被災者の情報
- 氏名、年齢、勤続年数: 被災者の基本情報（生年月日、勤続年数など）を明記。
- 住所と職種: 被災者の住所と職務内容を記載。
- 傷病名と部位: 事故により被った傷病の詳細や影響を受けた部位を記載。
- 休業見込み日数: 事故により休業が見込まれる日数を記載。
- 災害発生状況と原因
- 詳細な状況と原因: 事故の発生場所、作業状況、事故原因など、詳細な状況を説明。
- 事故説明図: 必要に応じて事故現場の図解を含める。
- 処置の内容
- 処置者情報: 処置を行った者の氏名と所属部署を記載。
- 処置の詳細: 事故後に取られた処置の内容を記載。
- 病院情報
- 病院名と所在地: 被災者が治療を受けた病院の名称と所在地を記載。
- 対策と意見
- 所属長の対策: 所属長による対策を記載。
- 安全管理者の意見: 安全管理者からの意見を記載。
- 警察への届出
- 警察署名: 届出が必要な場合は、警察署の名称を記載。
労働災害事故報告書は、事故の状況や原因、対応措置を詳細に記録し、今後の防止策を講じるために重要な文書です。報告書には、被災者や事故の詳細、処置内容を明確に記載する必要があります。これにより、労働環境の安全性を向上させ、再発防止のための対策を適切に行うことができます。
テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord（ワード）です。
