依頼状(原稿執筆)の書式テンプレート(Word・ワード) | テンプレート・フリーBiz

依頼状(原稿執筆)の書式テンプレート(Word・ワード)


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書き方の基本ポイント

1. 宛名と日付の記載

  • 相手の会社名・肩書・氏名を正確に記載し、文書の日付を明記します
  • 敬称は「様」を使用し、学術関係者には「先生」も適切です
  • 日付は文書作成日を記載し、緊急性がある場合はその旨も明記してください

2. 冒頭の挨拶と敬意の表現

  • 季節の挨拶と相手の業績・実績への敬意を心から示します
  • 例:「拝啓 ○○の候、貴殿におかれましてはますますご盛栄のこととお喜び申し上げます」
  • 相手の専門分野での活躍や著作への言及があると好印象です

3. 執筆依頼の目的と内容の具体的説明

  • 依頼の背景・目的を明確に説明してください
  • 相手の専門知識や経験を評価していることを具体的に伝えます
  • 読者層や掲載媒体の特性も説明し、執筆の意義を伝えます

4. 執筆条件の詳細な提示

  • 原稿枚数、テーマ、締切、謝礼などを箇条書きで明記
  • 相手が受諾判断できる十分な情報を提供してください
  • 初回依頼の場合は特に丁寧に条件を提示します

5. 回答期限と連絡方法の明示

  • 諾否の回答期限を具体的に設定してください
  • 質問や相談があれば気軽に連絡するよう案内します
  • 担当者の連絡先(電話・メール)を明記してください

6. 結びの挨拶と署名

  • 「ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、よろしくお願い申し上げます」で締めくくります
  • 文末は「敬具」で結び、自社名・部署名・担当者名・連絡先を明記します

必須記載事項チェックリスト

✅ 基本情報

  • 宛先(氏名・肩書・所属)
  • 差出人(会社名・部署名・担当者名・連絡先)
  • 文書作成日
  • 件名(原稿執筆依頼であることが明確)

✅ 執筆条件の詳細

  • 掲載媒体名(雑誌名・社内報名等)
  • 原稿のテーマ・内容
  • 文字数・枚数
  • 締切日時
  • 謝礼金額(税込・税抜の明記)
  • 原稿の用途・読者層

✅ 契約関連事項

  • 著作権の取扱い
  • 校正・修正の回数
  • 掲載時期
  • 二次利用の可否
  • 支払条件・支払時期

実際の記入例

効果的な依頼文の例

件名:弊社技術情報誌への執筆依頼について

拝啓 初秋の候、○○先生におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、先生の「△△技術の革新」に関するご研究成果を拝見し、
その先進的な取り組みに深く感銘を受けております。

この度、弊社発行の技術情報誌「××ジャーナル」の特集企画において、
先生のご専門である△△技術について、ご執筆をお願いしたく存じます。

【執筆条件】
・掲載誌:××ジャーナル(発行部数:5,000部)
・テーマ:「△△技術の現状と将来展望」
・文字数:4,000字程度(図表含む)
・締切:○年○月○日(○)
・謝礼:○万円(税込、掲載時お支払い)
・読者層:技術者・研究者
・著作権:先生に帰属、弊社は掲載権のみ

つきましては、○月○日までにご諾否をお聞かせいただければ幸いです。

避けるべき表現

❌「お忙しいとは思いますが」→ 相手への配慮が不十分
❌「謝礼は相談で」→ 条件が不明確
❌「できるだけ早く」→ 締切が曖昧
❌「簡単な原稿で結構です」→ 軽視しているように聞こえる

著作権・法的留意点

著作権の取扱い

  • 著作権の帰属先を明確に定めてください(執筆者 or 依頼者)
  • 二次利用の範囲(転載・翻訳・要約等)を事前に合意
  • 著作者人格権の取扱いも契約書で明確化
  • 引用・参考文献の取扱いルールも提示

契約書の必要性

  • 高額な謝礼の場合は正式な契約書を締結
  • 専門性の高い内容では秘密保持契約も検討
  • 企業の機密情報が含まれる場合は特に注意
  • 海外執筆者の場合は国際的な著作権法も考慮

税務上の注意点

  • 謝礼の源泉徴収が必要な場合があります
  • 支払調書の作成義務を確認してください
  • 消費税の取扱いも事前に確認が必要
  • 個人・法人により税務処理が異なります

媒体別カスタマイズガイド

学術誌・専門誌の場合

重要な追加項目

  • 査読プロセスの有無
  • 投稿規定・執筆要領
  • 参考文献の記載方式
  • 図表の作成ガイドライン
  • オープンアクセス方針

社内報・広報誌の場合

重要な追加項目

  • 読者の専門知識レベル
  • 企業のトーンアンドマナー
  • 写真・イラストの使用可否
  • 校正・承認フロー
  • 配布範囲・機密レベル

Web媒体の場合

重要な追加項目

  • SEO対策のキーワード
  • リンク・画像の取扱い
  • 更新・修正の可能性
  • SNS共有の可否
  • アクセス解析への協力

よくある失敗例と対策

❌ 失敗例1:執筆条件が不明確で後々トラブル

✅ 対策:文字数、締切、謝礼、著作権を詳細に明記する

❌ 失敗例2:相手の専門分野を正確に把握せず依頼

✅ 対策:事前に相手の経歴・専門分野を十分に調査する

❌ 失敗例3:締切が短すぎて執筆者が困惑

✅ 対策:執筆に必要な期間を考慮し、余裕のあるスケジュールを設定

❌ 失敗例4:謝礼の相場を把握せず非常識な金額を提示

✅ 対策:業界相場を事前に調査し、適切な謝礼額を設定する

デジタル化・効率化のポイント

執筆管理システムの活用

  • 進捗管理:執筆状況のリアルタイム把握
  • 原稿管理:バージョン管理と共同編集
  • 校正システム:効率的な校正・修正プロセス
  • 支払管理:謝礼支払いの自動化

オンライン打ち合わせの活用

  • 事前相談:ビデオ会議での詳細打ち合わせ
  • 中間確認:執筆途中での方向性確認
  • 最終確認:校正段階での最終調整
  • アフターフォロー:掲載後の感想・反響共有

以上のポイントを押さえた依頼状を作成することで、原稿執筆の依頼が丁寧に伝わり、相手に対する敬意と協力のお願いがしっかりと伝わる文書になります。

テンプレート書式なので必要に応じて文章を変更してご利用ください。
ファイル形式はWord(ワード)です。

下記から選んでダウンロードしてご利用してください。


  • 依頼状(原稿執筆)01

依頼状(原稿執筆)


  • 依頼状(原稿執筆)02

依頼状(原稿執筆)02


  • 依頼状(原稿執筆)03

依頼状(原稿執筆)03


  • 依頼状(原稿執筆)04

依頼状(原稿執筆)04

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